1998年10月3日  World Pc Expo98


Words&Present by あっち



「World Pc Expo98 幕張メッセにて」


10月1日と10月3日にWorld Pc Expo98(以下Expo)に行って来ました。1日は「拡張子辞典」のホームページを主催しているWebmasterと会場で待ち合わせをし、いっしょにまわってきました(午後の4時過ぎでしたが(^^;)。気さくな方でした。
さて、会場をうろつき、目に入ったのは2週間ほど前に同じ幕張で開催していたIBM総合フェア98やちょっと前に開催していたWindows World Expo98よりも盛況だったこと。やはりアジア最大の展示会だけあって、人の数、会場の広さはすごかったです。幕張のフロア1〜8ホールをすべて使い、コンベンションセンター(会議場)も使い、道を挟んでちょっとした建物に9、10ホール目を使っているほど。とにかく見ただけで一日でまわれる広さではないと感じました。

いろいろなブースをまわりました。今話題になっている音声認識ソフトも見てきました。このIBMが出している音声認識ソフト、Via Voice(ビアボイス)というのがあるのですが、初めて音声認識ソフトを実際にみたのですが、驚きの連続でした。ヨコで説明している方がいるのですが(ナビゲーターっていう?)、「文の先頭に移動」「選択」「行末に移動」「メニュー編集コピー」「○○をアクティブ」「メニュー編集張り付け」。人がしゃべった声でテキパキと動いていました。他には新聞の切り込みを読み上げそれを次々に変換していく様、メール書きも、「こんにちはまるおもしろいほーむぺーじがありましたまるしたにゆーあーるえるをはりつけておきましたまる」と言うと、きちんと漢字、ひらがな、英数字などに変換。最後にメール送信。そう、あのCMのようなことがほんとにできるのです。これの実演を見ると実際に欲しくなります。(笑)

CPU屋さんのインテルのブースも見てきました。...ちらっとですが(^^;。そこで、ペンティアム2 XEON(ジーオンと読むそうだ)を発見。あまりの大きさに笑ってしまいました。従来のペンティアム2の2倍の大きさです。身近に比べられるものというと、側に音楽CDのケースがあるでしょうか? だいたいそれくらいの大きさのようでした。そのCPUは正方形の形をしていました。はたして、このでかいCPUが入る筐体があるのかどうか?(^^;
インテルブースでアンケートに答えてインテル特製のボールペンをもらいました。このボールペン、先っぽが光るのです(笑) 手に入れられてうれしかったりします。ヽ(´ー`)ノ

ライブピクチャー社のブースもまわってきました。FlashPix(フラッシュピックス)という画像の形式はご存じでしょうか? この画像形式は1枚の画像の中に複数の解像度を持った画像を持っておくことができる画像形式なのですが、このFlashPixを有効に使ったデモンストレーションでした。360度の仮想空間の映像の画面が現れ、その中の様々なもの(壁に掛かっている絵や車のミニチュアなど)に近づき、その拡大した(しかし画像はとてもきれい)部分を見せてくれました。なんていうか、将来のインターネットのバーチャルコミュニティースペースやバーチャルショッピングセンターなど、通路を歩き、見てみたいものに近づき、さらに詳しく見るのに活用できそうです。
このブースでは抽選会を行っていました。そして見事当選。LivePix(ライブピックス)というソフトをいただいてきました。少し前にパソコンにインストールしたのですが、処理を行うたびにCD−ROMを要求され、めんどくさいのでアンインストールしてしまいました(^^;

1日は他にも遠巻きにいくつかブースを見ましたが、このあとWebmasterと近くにあるお店に入り、お食事になりました。いろいろとためになるお話を聞きました。

10月3日、この日は1日に行ったとき、見忘れてしまったものを主にしました。ブース9、10においてあったといわれる、インターネット冷蔵庫とウワサのインターネットマホウビンがお目当て(笑)
実際にインターネット冷蔵庫を見ましたが、ふつうの冷蔵庫の前面ドアに液晶画面をくっつけただけのようなデザインでした。この液晶画面をつかって料理のレシピやちょっとした情報を得るためだとか。有意義に使えるのだろうか?(^^; もう一つのインターネットマホウビンは、といいますと、なんだかふつうの電気ポットがおいてあるような?(笑) ラベルにインターネットマホウビンと書いてあるのでインターネットと関係あるみたいですが、よく分かりません。なんでもお茶を飲むときはポットのお湯を使うので、それで無事を確認するのだそうだ。しかし、ポットのフタがいきなりあいたらいやだよなあ。(^^;実際はそんなことはないと思いますが(^^;

あと、ブースによってはVISAキャッシュという電子マネーで買い物ができるところもありました。このVISAキャッシュというのは、大きさはクレジットカードやキャッシュカードの大きさのカードなのですが、このカードに、ある一定の金額が書き込まれているチップがのっていて、買い物するときはそのカードで、金額を補充するときはその専用の機械を使ってそのカードに書き込むという。渋谷で広く実験されていてみたいです。このVISAキャッシュのカードがExpo会場でも売っていました(Expoオリジナル)。ビューワーといって、カードにいくら残っているかというのを表示するアクセサリをつけて売っているはずなのですが、行ったときはすでに好調な売れ行きだったのか、ビューワー付きの方のカードはは売り切れで無くなっていました。


他にもMDに曲を書き込む機械、ビデオカード、各パソコンの本体など、今回のExpoはとても見応えがありました。最後にショップブースに行って掘り出し物が売っていないか、見てきました。(笑)そして、閉展の午後6時になってしまいました。





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